法人概要

わらしべの使命

わらしべ会の誕生と想い

1986年、わらしべ会は北海道の美しい山間の村伊達市大滝区で、身体障がい者の入所施設としてスタートしました。
法人の創設者である医師の村井正直先生、村井陽子先生が法人設立に込めた思いは、入所施設の「障がい者支援」という枠組みを超えて、北海道の地で社会の多方面で新しい活動を創造しようとする独自の挑戦でした。

私たちはこれまで創設者の願いを引き継ぎ、法人のあり方を常に考え続けてきました。将来に向けて、新しい法人の方向を模索してきました。その一つの形として、これまでに北海道内に新しい支援拠点を設置し「法人の支援機能拡大」を目標とした活動に取り組みました。
現在では各施設・拠点が役割を持ち、法人の広域ネットワークを形成し、徐々に施設利用者の地域移行や、移行後の地域生活支援にも取り組むこともできるようになりました。

そして 今、法人全体でさらに次の段階に進みたいと考えています。
想定を超えた社会の急激な変化の中、少子化や高齢化、人口減少、格差や貧困など、社会が取り組むべき課題が山積しています。これらの課題に社会福祉法人が積極的に関わってほしいという願いを、事業者が受け止めることが求められています。私たちはこれらの社会の変化や社会福祉法人の使命に向き合いたいと考えています。その為、これまで努力してきた障がい者の生活支援の更なる拡大に加えて、将来にむけて新しい行動を目指します。

新しい時代を迎えるにあたって

これまでの日本では、限られた福祉関連予算を高齢者や障がい者、児童などの領域で分け合ってきました。
しかしこれらの財政の仕組みが行き詰まりを見せ始めており、福祉を支える制度的仕組みが限界に近づいているという声も聞きます。一方で、障がいのある人を含めて人の暮らしが多様化しており「福祉」領域で求められるサービスの内容が質的にも量的にも年々、増加・拡大しています。ある意味でこれらの大きな社会の変化に対して社会の仕組みそのものを見直す時期が来ているのかも知れません。
人口減少や財政上の課題など今後の展開は想像できませんが、高齢者も障がい者も一方的に社会に支えられる対象と考えるのではなく、社会の中で何らかの役割を持ち「社会に貢献」する存在としての生活を模索するべきではないかと私たちは考えます。

コンダクティブ教育による視点と福祉・介護の視点

福祉サービス・介護サービスによる障がいのある人の生活支援は、援助が求められる点や生活上の困難に視点がおかれます。そしてこれらを障がいのある人の「ニーズ」として支援やサービスを構成します。
しかし私たちは、これらの、あまりに一般的となった視点では不十分ではないかと考えています。一人の人の生活を分割し、それぞれのニーズに対応する活動では、総体としての「人の暮らし」は構成できないのではないかと思うのです。

私たちは法人創設以来、コンダクティブ教育(通称:ペトゥ法)の学習に努めてきました。
コンダクティブ教育の基本的な考え方では、障がいのある人自身が「自ら生活」する力を獲得することこそを重要でとしています。その人自身の行為や思考、対人関係や生活単位、地域や社会など、人が暮らしを営む上で求められる生活を構築(再構築)することに主眼を置き、それに向けて支援することが私たちの役割であると考えています。そしてその支援は自己実現に向けて、質的にも量的にも螺旋状に拡大することが求められます。
私たちはコンダクティブ教育の考え方を参考に、障がいのある人が主体的な生活を構築・再構築することを目標として、生活支援に取り組みたいと考えています。

障害のある人たち力を合わせ新しい社会の創造に向けた努力

格差、貧困、孤立などが社会問題化する中、「生活困窮者」の支援が社会の大きな課題になっています。生活困窮者という用語は単に経済的困窮状態を表す用語ではなく、高齢や障がい、孤立など「生き難さ」をもったあらゆる人を指す用語です。
私たちに求められる活動は、障がいという枠組みを超えて広義の生活困窮者に向き合うことといえます。障がいのある人の生活に於いては、現行の制度的福祉の枠組みの範囲に留まる限り、私たちが求められる本来の役割を果たすことは難しいと考えます。

また、あらゆる生き難さをもった人が参加できる活動や、取り組みを目指すことが必要になります。
求められる新しい生活の場、新しい拠点の設置、人と人の連携、地域づくりを目標に、今後の事業計画に取り組みます。大滝、浦河、札幌の3つの拠点を結ぶ法人のさらなる機能の拡大、支援内容の充実、新しい活動の形成をめざし、計画の実現に向けた具体的活動を目指そうと思います。

法人案内

法人名 社会福祉法人 わらしべ会
設立 1987年7月12日
事務所 〒065-0043
札幌市東区苗穂町3丁目2-35map
役員 理事6名、監事2名
評議員 7名
支援対象者定員 日中系定員総数 69名
居住系定員総数 110名
短期入所定員数 12名
職員数 99名
TEL 011-776-7981
FAX 011-776-7982

職員募集情報

職種 生活支援員(正規職員)
応募資格 資格・経験不問、高卒以上
本俸 高校卒:14,5000円
短大・専門学校卒:155,000円
大学卒:164,000円
※社会経験等による加算有り
手当 処遇改善手当:10,000円~
職域手当:5,000円(大滝・浦河勤務者のみ)
資格手当、交通費、住宅手当:規定内支給
昇給・賞与 有り
勤務内容 利用者支援及び関連業務(介護、日中活動支援、余暇支援その他)
シフトにより変則勤務有り
休日等 年間休日数 110日
勤務地 札幌わらしべ園:札幌市東区本町2条6丁目4-1
大滝わらしべ園:伊達市大滝区大成町10番地
浦河わらしべ園:浦河郡浦河町西舎124-1
選考方法 事前連絡の上 面接
応募・お問い合わせ 札幌わらしべ園:011-776-7981
大滝わらしべ園:0142-68-6344
浦河わらしべ園:0146-28-1801
非常勤職員 グループホーム世話人等、非常勤職員も募集しています。
勤務日数・時間等などは相談に応じます。詳細はお問い合わせください。