わらしべ会の特徴的活動

活動内容

コンダクティブ教育/ペトゥ法

わらしべ会は法人設立以来『コンダクティブ教育』を利用者支援の基本としています。
具体的な取り組みとして、札幌わらしべ園で「高次脳機能障害利用者」支援をその特化した活動として取り組んでいます。新しい支援対象として「パーキンソン病」に焦点を当て活動グループの組織も目指しており、パーキンソン病支援を中心とした講義と実技指導のコンダクティブ教育勉強会にも取り組んでいます。

障がい者乗馬

大滝わらしべ園と浦河わらしべ園では障がい者乗馬に取り組んでいます。療育馬はもちろん、馬場や厩舎、屋内馬場も設置しています。馬の扱いに慣れたスタッフが、15分から20分程度の乗馬レッスンをおこないます。自分と向き合い馬を思いやるという時間ができるほか、日常生活で車いすを使用している方の筋肉のバランスを整え可動域を広げるなど、さまざまなメリットがあります。

農福・地方―都市部の取り組み

わらしべ会では、大滝わらしべ園の畑を活用してカボチャの栽培に取り組んでいます。数年間の学習に加え、農業普及センターの専門家の支援・協力により、計画的な栽培に取り組むことができています。降雨や冷夏など天候の影響など難しいことも多い活動ですが、収穫したカボチャの加工や販売など、収穫物を活用した次の段階の取り組みを目指しています。

施設・事業所毎の地域づくり参加

大滝・浦河・札幌それぞれの地域が長期的な視点で、「地域共生社会の実現」に向けた各施設・事業所の独自活動の構成を目指しています。積極的に地域との交流を図り、地域の皆さんとの関係強化に取り組んでいます。
札幌では子ども食堂やミニ図書館の施設開放、地域のセミナーや講演会などを開催。浦河では地域の講演会や研修会を開催しています。

わらしべブログ